その頃の主な執筆者は、謙介のほかに三木晶、星野醍醐郎、青江耿介、谷長二らがいた。
日本で最初のメンズ・ファッションのガイドブックといってもいいだろう。
石津謙介は創刊からしばらくはかなり力を注いだ。
例えば、第4号の目次を見てみると、石津謙介の名前がいたるところに登場している。
しかも、石津謙介の名前ばかりだと不味いだろうと、「江須 快也(エスカイヤ)」なるペンネームまで使用して原稿を書いている。こんなペンネーム命名にも謙介独特の洒落っ気とセンスが感じられる。

 
石津謙介執筆記事ばかりが目立つ第四集の目次。
「変りチョッキとEZウェア」とか「マンボ・スタイルとは
どんな服装か」座談会とか、およそIVYの神様とは思えない
内容が多くて驚く。

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