石津啓介36歳で逝く
石津謙介は三男啓介についてはあまり語っていない。
3人の息子のうち、ヤンチャなところもおしゃれなところも、一番自分に似ていると、目を細めていたその啓介は1975年(昭和50年)7月15日、白血病のため36年の短い生涯を閉じてしまった。
「生涯で最も悲しい出来事だった」というのが謙介の短いコメントとして残っている。

啓介は昭和38年、明治大学時代にカントリーウエスタンにどっぷりとはまり、寺本圭一&カントリージェントルマンのシンガーとして活躍、またスキー、ボブスレー、水泳、ヨットなどスポーツ万能、とにかくおっとりした見かけとは大違いの行動派だった。


明治大学でC&Wのボーカルとして活躍 寺本圭一と知り合い、寺圭のバンドカントリージェントルマンに所属 スポーツは万能。海が好き、そしてウインタースポーツも大得意だった
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